地域で暮らす人々との共生
看護学科2年生を対象とした、基礎看護学実習Ⅱ(地域で暮らす人々との共生)の様子が、Shukutoku Picksに掲載されました!
下記の写真をクリックして、ぜひご覧ください。

2024.06.11 20:22 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 学生の活動
パンプルムース!
  江國香織(著), 講談社

パンプルムース!江國香織さんの本。フランス語でグレープフルーツっていう意味なんだって。

もしおともだちでいられたら
ときどきいっしょにあさごはんをたべましょう
・・・
そのあといっしょにおよぎましょう
・・・
しわしわのてをつないで


江國さんステキです
2024.06.10 20:31 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 絵本
ざらざら
 川上弘美(著), マガジンハウス

なにげない、さりげない日常の中で、とりわけ大声を上げて叫ぶほどでもないけれど、やり過ごすこともできない.....そんな「ざらざらな気持ち」を集めた短編集です。最近、本棚の奥にしまい込んだ本を取り出しては読んでいます。川上さんも大好きな作家さん。
2024.06.10 20:26 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 読書メモ
東京タワー
 江國香織(著), マガジンハウス

「世の中で一番悲しい景色は雨に濡れた東京タワーだ」

ずいぶんと前に、この書き出しに心を掴まれて読んだ本です。
最近、ドラマ化されているけど、あんなふうにドラマ化して欲しくなかったな(制作した皆さん、ごめんなさい><)。

  東京タワーが濡れているのを見るのは悲しい
  胸を押さえつけられる気がする


に私は共感したのであって、

  暗闇に浮かぶ東京タワーはどこかいつも寂しそうだ
  世界で一番悲しい景色


という言葉は全く違うもの(くりかえしごめんなさい)。
「無念」という言葉が近いかな。今の気持ち。

ところで、「雨が降るとコーヒーの匂いが濃くなる」というフレーズがでてくるのは、江國さんの東京タワーだったと思っていたのですが違いましたか? 私はその言葉に出会って、雨の日のコーヒーが以前よりもずっと好きになりました。
2024.06.09 22:32 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 読書メモ
国境の南、太陽の西
  村上春樹(著), 講談社文庫

新潮の特大号に掲載されていた「夏帆」のことを考えていたら、ふと、「国境の南太陽の西」を思い出しました。 随分と前に読んだので詳細を思い出せないのだけれど、読後に陥った感覚がなんとなく似ているような気がしました。

そうなったら、読み返す以外の選択肢はないわけだけど、古い本のほとんどは実家に置いたまま...すぐに読み返したいのでKindle版を購入しました。

そして、一気に読んでしまいました。
やっぱりにていると思いました。
「僕」の行動はなんとも、、、なんだけど、わからなくもなくて、思うことを言葉で説明できないのがもどかしい。
ただ、こういう男性に惹かれる女性は、たぶん一定数いるんじゃないかな。

テーマの本質とはちがうけど、作中に僕とその娘(幼稚園児)のこんな会話がありました。

「どうだい、今日いちにち何か楽しいことはあった?」
「楽しいことなんて何もなかった。ひどかった。」
「まあお互いに大変だったな」

すごい幼稚園児だな...と思うと同時に、この子はどんな人生を歩むんだろう、その感性の鋭さゆえに苦しい人生になるのかな、、、なんて考えてしまいました。


#国境の南、太陽の西
#夏帆
#村上春樹
2024.06.08 18:56 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 読書メモ

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