変な家・変な家2
 

「変な家」は、ほぼ登場人物の会話で構成される新しいジャンルの読み物と思いました。
この本の本質ではないけど、窓のない部屋で暮らしている子どもを思わずにはいられない、、、そんな作品だったかな。

「変な家2」も読んでみました。
人生の闇(病み?)とそれが作り出した家(間取り)を描いた物語でしょうか。「家」は単なる物理的な場所ではなく、人生における多くの側面と結びつく存在なんだろうね。

「高い服も、海外の香水も、ブランド物のかばんも、全部くだらない。お金で買えるものって、どうしてこんなにくだらないんだろう…」
まtまたこの本の本質ではないけど、作中にこんな言葉がありました。なんだろうな、そういうもの(商品や価値)をお金で手に入れることができるのは、それを誰かが作っているからなんですよね。対象(手に入れたいもの)によっては必ずしも「くだらない」とは思わないけど、それが「人と人との関係性」や「繋がり」だとしたら、なんとも表現し難い気持ちになってしまいます。それらを商品化することも含めて。例えばそれが幻想にすぎないとわかっていたとしても。適切な言葉が見つからないけど、嫌悪と悲嘆が混じり合ったような気持ちが近いかな、、、…たとえばそれが幻想に過ぎないとわかっていたとしても。ちょっと何を言っているのかわからないですね^^;
2024.07.12 20:38 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 読書メモ
フィールドワークinJOSO
院生とフィールドワークにでかけておりました。
7月9日は介護予防推進員さんの養成研修に参加、全5回の研修を受け、今年度も多くの推進員さんが誕生しましt!
7月10日は院生の修士論文の調整へ。協力者にも恵まれ、良い研究になりそうです^^

なつのひかり


江國香織さんの本。静かに淡々と物語が進んでいく。
静かに淡々…なのに容赦ない何かがある。
この感じ、前にも経験したことがある。なんだっけ?
そうだ・・・「ダンス・ダンス・ダンス」だ。村上春樹さんの。
(誤解のないように言っておくと、ダンス・ダンス・ダンスは、淡々とした部分もあるけど、静かなリズムだけではなく、複雑で謎めいた?動的な展開がおりまぜられたものと思います)

「なつのひかり」と「ダンス・ダンス・ダンス」
「すきまのおともだちたち」と「ふしぎな図書館」
私の中では、相互にリンクしあう本かも。

「いつだってそうだ。現実というのは、うけいれる他につきあいようがない。」こう言ったのは江國香織さん。
でも、ちょっぴり逃避したいこともあるよね。この現実から、ほんのちょっとだけ。
2024.07.07 09:58 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 読書メモ
ホームカミングデー
今日はホームカミングデー。卒業生が大学に大勢もどってきてくれました^^
学食にはこーんなかわいい軽食も!

  
  
2024.07.06 21:15 | pmlink.png 固定リンク | folder.png つぶやき
月のしずく


「優しさの裏側には強さが必要なのよ」
そんな言葉を思い出さずにはいられない、優しくて強い7つの物語でした。

そもそも私は「お月さま」に弱くて、川上弘美さんが書いた「センセイの鞄」なんて、その主人公の月子という名前が妙に刺さったわけで、この本も「月のしずく」というタイトルに引かれて買ったのですが、「銀色の雨」ぜひ読んでほしいです。

#浅田次郎 #月のしずく #銀色の雨
2024.07.03 20:58 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 読書メモ

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